うつ病 朝がとにかくつらい。全く起きれない。

私がうつ病かも?とおもって心療内科に行きだしたときは、抗うつ薬と睡眠導入剤を毎日服用しながら仕事をしていました。休職するなんて人間失格。絶対休まないで何とかしたい・・・なんて思っていました。
心療内科に通いだしたのが、うつ病の症状がかなり悪くなってからだったので、
薬を飲んでも「効いてるの?よくわからない。」というような状況でした。

 

ただ、とにかく「朝起きるのがつらい」。だから遅刻も・欠勤も連日つづきました。

 

目覚ましをかけたはずなのに、気づいたら朝10時!!

深夜残業・終電帰りは毎日。毎月の残業時間は120時間。
そんな状態が6か月続いていました。

 

上司はいつも仕事だけを部下にふり7時くらいに帰宅。
毎日私が残業していても「効率をどうしたらあげられるのか考えなさい!」とぴしゃりという女上司でした。残業が続いて、毎日フラフラで、頭の回転なんてとっても鈍くなっていて、もう、きた仕事をこなすだけしかできません。仕事中にも「もう死にたい」ともらすこともたびたび。そんな私に上司はいつも厳しかったんです。

 

もう踏ん張りがきかない・・・・と思ったのは「朝起きることができない」という症状が続いたことです。

 

体がベッドに張り付いて、起きるどころか目を開けるのもしんどい。
まぶたが重くてぴくりともしない。
体に鉛がくっついているような状態でした。

 

もう残っているのかも分からない力を振り絞って、やっとのこと起きると、もう10時。
たまたま私は会社と家が15分の電車の乗車時間。
身だしなみも何もしないで出かければ10時半過ぎにつきます。
会社がフレックスで10時半までに会社に行けばよかったので、ぎりぎりです。

 

ぎりぎり出社が毎日の日々。

 

そのうち、10時半を過ぎて、10時35分、40分、45分とだいぶ規定出社時間を過ぎて出社することが多発しました。

 

マーケティング部は朝遅い人が多かったので、10時半出社も多かったし、たまーに11時なんて人もいて、何となく11時でもたまになら許容範囲の社風でしたので助かりました。

 

でも、あまりにも遅刻気味の出社が多い私。
会社でもう死にたいとポツリと漏らすことが多くなっていたので、他チームの同期だけが心配してくれていました。

 

遂に布団から起き上がれず、上司に泣きながら電話

消えそうなパワーを振り絞って毎日深夜残業しながら、会社に生き続けた私。
睡眠薬をもらってから、深い眠りができるようになったのはいいのですが、
深く眠りすぎて、とうとう鉛のように体が重く、全く起き上がれなくなってしまったのです。

 

時計をみると、もう朝10時半。出社規定時間でした。

 

「もう・・・・無理だ・・・」

 

私は上司に電話しました。
「ごめんなさい。もう体が重くて起き上がれないんです。毎日しんどくて体が持ちません。。。。」涙がぽろぽろこぼれてきて、もうわけがわからなくなっていました。
その日は1日死んだように眠りました。

 

次の日も、全く体が動かないんです。
上司に「ごめんなさい。今日も体がしんどいんです。全然起き上がれなくて。もう無理です。」

 

上司は「大丈夫〜・・・?」と。今まで厳しかったけど、ウサギのように気を使う声でした。

 

4日目にやっと出社。

3日間死んだように眠り続けた私は、4日目も10時起きでしたが、何とか出社できました。
鉛のように思い体を引きずって。ボーとする意識朦朧状態で。

 

出社すると上司が「ちょっときて」、と私を呼び、空いている会議室へ。

 

上司「体調がだいぶ心配だから、1週間休んで。もう今日は帰っていいから、静養して。もしかしたら鬱になっちゃっているかもしれないから病院に相談してみるのをすすめるわ。」

 

なんだか、もう、いまさらかよ、、、って感じになって、私は泣きだしてしまい、心療内科に通っていることも、睡眠薬と抗うつ薬をもらっていることも話しました。もう自分一人で抱えているのは無理だったんです。

 

すると上司が「診断書があれば休職という手段もとれるから、心療内科の先生と相談して。」と。

 

あぁ、もう、休もう・・・・・そんな気持ちになりました。

 

今振り返って思うこと〜うつ初期症状のうちにこまめに休む〜

鬱になる人は「責任感が強い」といわれます。
ちょっとツライな、、、と思うことがあれば「迷わず有給」をとることをお勧めします。

 

私は「こんなに仕事があるのに、休めない」と自分を会社の犠牲にしてしまいました。

 

でも、自分が犠牲になって体をこわしても、会社は「働けないならいらない」とばかりの態度。何の保証もありません。

 

自分の体が健康で毎日普通の生活を送れることは、とても貴重なことなのです。
1日くらい休んで、次の日のパワーがみなぎるなら、「微妙にツライ状態を長々引きずる」よりもいいと思います。

 

朝がつらいが始まったら、どんな言い訳をすればいいの?

 

営業などの外回りの部署なら・・・

今日は朝、得意先へ外出します」が最もいいのではないでしょうか?

私のように内勤の部署なら
熱っぽい、風邪かも?」と病気の設定にすれば2-3日連続休んでも何とかしのげると思います。

 

午前中だけ休めば午後から出勤できそう、という状態なら

本当は1日休んだ方が体のためです
でもどうしても外せない会議や仕事があるなら「体調がよくないので、病院に行ってから午後出社します。」でしのぐのがいいと思います。

 

 

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